(198)07/31_01:10
この後の進め方について (きん@品川)
内田さん
さすがですね。2本巻もバッチリ決まっています。
この後は、絶縁フィルムを2重くらい巻いて1個目は完成です。
巻太りについては写真から見る限りでは余裕がありそうですが、確認方法としては、とりあえずこのボビンと空のボビンをコアにはめてみて、今回巻いたボビンと同じものがもう一つ入るか調べるればOKです。
さて、2個目を同様に巻いたらコアに組み込みます。
この状態が、先に挙げた私の写真です。
ここで、巻線のチェックをする訳ですが、直接100Vを入れるのは危ないので、スライダックもしくはヒータートランスなどから10V以下に落とした電圧を印加する方が良いでしょう。
1.まず、片側ボビンの1次側に電圧を加え、同じボビンの2次巻線に設計した電圧比で電圧がでていることを確認する。
2.次に、1.と同じ入力状態で、反対側のボビンの2次巻線に1.と同様の電圧がでていることを確認する。
3.2つのボビンの2次巻線を直列に接続して電圧が2倍になっていることを確認する。
4.いままで、片側の1次巻線しか使っていませんでしたが、もう一組の1次巻線を直列に接続して、3.で確認した電圧が半分に低下するのを確認する。
万一、1次側の位相が逆だと電圧はほとんどでなくなります。
5.以上で、各巻線の位相が確認できたはずなので、きちんとボビンに印を付けておく。
6.実際の使用法としては、1次巻線は並列に接続する。2次巻線は各々の仕様で適宜使用する。
以上です。
これがOKとなれば、端子板の取り付けと、配線。
最後に、化粧用のクラフト紙を巻いて完成です。
このあたりは、後で書き込みます。
きん@品川
(200)07/31_04:13
最初の通電 (K.ame)
いきなり100Vを入れるのは危険ですから、
100V用の普通の電球を直列につないで入れると安全です。
異常があれば電球が光り、光からなければOkです。
(196)07/30_22:09
K.ameさんのおかげです (きん@品川)
K.ameさんにトランス巻を教えてもらったのは、8年近く前でしょうか。
御師匠はどんどん先に進まれて、私には手の届かない、神の領域まで到達されました。
K.ameさんのトランスが綺麗なのは、私が考えるに
1.絶縁紙などの裁断精度が非常に良いこと
2.「神の手」により、各層の巻が非常に揃っていること
3.一般的には太鼓形状に真ん中が膨らむのを、様々なノウハウで直角形状で巻いていること
こんなところと思います。
では、どうしたらこれが出来るかというと、1.を除けば
「経験」
しかないでしょう。
私は当分OPT自作の域には達しそうもありませんが、今回のトランス巻講習会参加の方々から、第2、第3のK.ameさんが出てこられると予想しています。
(205)07/31_04:55
無題 (K.ame)
「習うより慣れろ」 ただ・之だけですね。
太鼓胴に成り易いですが、電線を引っ張る時に
A.人差し指に絡ませて引っ張らない。
B.親指の腹で押さえぎみで引っ張る。
試しに上の
A.で絡ませてしごいてみる
B.で電線をしごいて見る
と納得できるでしょう。(電線の反りが反対である点に注目)
並べて巻くことに熱中し、ボビンと押さえる手の位置が無意識に
近過ぎに成っている、そして人差し指に絡めてる!。
電線の押さえかた、電線を引っ張る手とボビンの位置を離す事に
重点を置けば、早く良い巻線が出来るでしょう。 ご精進の程を
(206)07/31_14:18
勉強になりました。 (大塚@川崎市)
K.aemさん、きんさん、参加の皆さん。
おつかれ様でした。
手は出しませんでしたが、大変いい勉強になりました。
トランスの構造自体よくわからなかったので、イメージをガッチリつかめました。
また、巻線器についてもいろいろとノウハウが必要ですね。このあたりも皆さんのものが多いに参考になりました。
内容の濃い勉強会でしたね。