投稿者: ぺるけ
投稿日時: 18/11/27 01:35:45
出力管として何を使うかで測定器なsにでも作れるかどうかがかなり違います。
3極管あるいは多極管の3極管接続の場合は、高域側の特性が素直になるということと、少なめの負帰還量でも音をまとめることができるので、測定器なしでもうまくゆく可能性が非常に高いです。
多極管(ビーム管や5極管)をそのまま使う場合は、高域の特性にピークができやすいことと、多めの負帰還をかけないと実用レベルの音質が得られないので、測定器を持っていてもハードルは高くなります。もっとも、強烈な位相補正をかけて有無を言わさずに安定したアンプにするという手もありますが、それで良い音が得られるかどうかは未知数です。
それから、2段構成なのか3段構成なのかでも話が違ってきます。
2段構成のアンプはとても発振しにくいので、出力段に5極管を使った場合でもなんとかなることが多いですが、3段構成のアンプは3段ということだけで最初から発振する要素を持っているので、出力段が3極管であっても安定したアンプに仕上げるにはそれなりの測定環境が必要です。
お作りになりたい原回路の構成次第ということになります。