[記事をツリー上に表示] [記事を時間順に表示] [コメントを投稿]
【記事番号:11778】 直熱三極管 自己バイアスについて

投稿者: 菊地
投稿日時: 22/11/16 09:13:28

大変失礼しました。傍熱管と勘違いしてました。
直熱管なので中点がカソード抵抗を介して接地されていますね。

という事で、バイアス電圧についてはbattutさんの示した通りになりますが、
問題になるのは「プレートにどれだけの電流を流すのか」で、
厳密に考えるとフィラメントの両端で飛び出す電子の量が違う筈ですが、
トータルで規定の電流が流れれば正常に動作するという事なのだと思います。

そしてフィラメントの両端で飛び出す電子の量が違うので、フィラメントの片方だけが
先に劣化するのではないかと思われますが、ほとんどの場合はフィラメントが切れるより
エミッションの低下の方が先なので、実用上は問題にならないですね。

何かの本で読んだのですが、電気機関車が青森から鹿児島まで走る間に流れる電子の重さは、
約1グラムだという話でした。
なので真空管一本程度の飛び出す電子の量で物質を劣化させるほどの差はないようです。


関連記事
No. 11775 直熱三極管 自己バイアスについて- battut (11/12 20:50)
No. 11776 Re: 直熱三極管 自己バイアスについて- 菊地 (11/15 12:29)
No. 11777 Re[2]: 直熱三極管 自己バイアスについて- battut (11/15 21:49)
No. 11778 Re[3]: 直熱三極管 自己バイアスについて- 菊地 (11/16 09:13) <<
No. 11779 Re[4]: 直熱三極管 自己バイアスについて- battut (11/16 21:24)

コメントを投稿
名前(必ず記入してください):

メールアドレス(省略可):

URL(省略可):

件名(必ず記入して下さい):

記事(必ず記入して下さい):
記事を引用する

名前・メール・URLを記憶する

BestBBS!! 0.4.3