投稿者: helicats
投稿日時: 16/08/04 18:24:35
回路を描く上での解析方法は、JA4FHBさんに任せるとして
大きな違いは
・カソードフォロアーのゲインは1未満
・SRPPのゲインは数十倍
と云う点だと思います。
古典三極管をフルスイングする為にはGの入力電圧が100Vp-p以上必要になります。
これをカソードフォロアーにすると、入力も100Vp-p以上必要になり前段に一工夫必要になりますが、SRPPですと1/数十 以下で良くなり前段の回路が非常組みやすくなります。
それとSRPPは上下の球で逆動作をさせるので電源電圧に対して最大出力電圧を取りやすいメリットも有ります。(300V電源で150Vp-p程度ならさほど調整なく出せます・・・TrのSEPPの様にほぼ電源電圧までとなると厳しい)