投稿者: iida@chiba
投稿日時: 16/12/21 20:57:09
随分投稿が無いようです。
もう30年以上も前にやった実験です。
スピーカーはコイルに交流電流を流しそれにマグネットが反応し、マグネットにくっついてるコーン紙が前後に揺れて音が出るというのは既に諸兄ご承知の通りです。
ではここに音波がある場合、コーン紙がそれを拾ってボイスコイルに交流を発生させる。つまりスピーカーがマイクになる、こともあるわけです。
そこでどれくらい拾うのかを定性的に試したことがありました。当初はスピーカー端子に現れる電圧は非常に小さいものと予測してそれを拾えるようにと高感度スペアナを用意したのでした。実際には近くでもない部屋の外の焼き芋屋の「イシヤ〜〜〜キ〜〜〜」が意外に大きく拾え、普通のミリバルでも拾えることが分かりました。
折角アンプ側でクロストークを極少にしても、ステレオスピーカーは相互に拾い合うわけなので、クロストーク減少の努力は「意味無いんじゃね?」
と考えたものです。
「いや意味が有るぞ」との明確なご教示が有ればお伺いしたいと思います。