投稿者: うだ@茨城
投稿日時: 17/12/14 10:01:50
バリミュー管では<G1>のバイアス電圧の加減にてゲインを変化できます。
例えばスーパー方式の受信機にて、高周波・中間周の各波増幅段 にバリミュー管を用いて、検波段にて得た直流成分をバイアス電圧として与え、信号入力の強度に応じてゲインを圧縮し、出力差を少なくします。
それが自動音量制御回路または自動利得制御回路です。 出力を均一に近くするには、十分なゲイン余裕と検波出力とが必要です。
バリミュー管による各増幅段にては、手動のバイアス値加減によるゲイン調整も可能です。