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【記事番号:8789】 真空管の保護

投稿者: ぺるけ
投稿日時: 07/09/25 08:17:32

>ヒィラメンとが温まらないうちにB電源を印加するすると
>どこに、どのような、そしてなぜ 悪い影響を及ぼすのか説明いただけないでしょうか。

そのような心配はいらないと思っております。

ただ、このアンプの設計では、球が挿入されていなかったり、各管が動作していないと初段およびドライバ段のB電源に容易に500Vの高圧がかかってしまうので、電源回路の設計としては非常にまずいですね。どの球が死んでもコンデンサ等の耐圧部品が定格オーバーにならないような設計が必要です。 B3とアースの間に若干のブリーダーを流すことでかなり対応かのなのでそれだけは是非やってほしいところです。また、B2のコンデンサの耐圧が500Vなのはどうころんでもまずいです。

加えて、この回路でのS2のようなスイッチの用法が気になっております。S2a,b,c間それぞれに高圧がかかりますが、1つのスイッチの隣り合う端子に無闇に高圧をかけてはいけないことになっていますので、ここでどんなスイッチが使われているか興味あります(スイッチメーカーはこのような用法を一般的に禁じています)。また、これだけの高圧の開閉をさせるには特別な構造のスイッチがいりますので、スイッチの定格も気になります。さらに、S1、S2ともにスパーク吸収の手当てがないので接点の劣化の進行は非常に速いでしょう。


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