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正12面体BOXを試作している最中に考えた物です。[内容]バスレフポートからの背圧を最大限に利用する為にポートからの背圧をアルミフレキでホーン構造のBOXに導き開口から放出させるものです。正12面体BOXのクリアさ・定位の良さに低域のレスポンスが更に改善されました。詳細は、下記ブログを参照下さい。RD-17+ホーンBOX(ホーンブースター)の組合せはいい!http://query1576.livedoor.blog/archives/22721199.html
HILO@町田さんシミュレーションして頂き有難う御座いました。ソフトのリンク先やグラフの見方を解説願います。
面白そうな構造だったので、勝手で申し訳ないのですがLeonard AudioのTransmissionLineでシミュレーションしてみました。図面が公開されてないので、ホーン部分は見当でモデリングしてて開口部800cm2で長さ120cmの設定です。吸音材の量も不明なので軽く入れてみたら特性が荒れたのでかなり多めに入れた設定にしています。TransmissionLineには解析のタブが6つありますが、一番左のタブではSPの前面からの音圧(Driver)を赤線で、裏側からの音圧(Terminus)を茶線で、両者を合成したもの(System)を黒線で描かれています。ユニット前面からの音圧ではVasに対して大きな箱特有のダラ下がりの特性で、ポートというかホーン側からは広い帯域に渡って音圧が放射されてしまうために全帯域で干渉による影響がみられますね。 37Hz付近にホーン側の共振が観られ、3倍の共振がピークを110Hz付近に発生させているようです。総合的な再生帯域はご覧の通り40Hzを切る辺りからカバーできていそうですね
右上はドライバーユニットの電気的裸のインピーダンス特性、右下はエンクロージャーに入れた状態でのインピーダンス特性、左上は放射抵抗のグラフで抵抗性(赤線)と誘導性(青線)のプロット、左下が音響的な入力インピーダンスのカーブです。右下のシステムインピーダンス特性のグラフから、やや特殊なバスレフの一種という感じの特性であることが判りますね。
このタブはSPユニットの各周波数における振幅を表しています。密閉箱の場合は単調に左上がりに振幅が増えて行きますが、この箱の場合は38Hz付近ではエンクロージャーの共振によって制動が効いているために振動板の振幅が抑えられています。 つまり、この付近の周波数域では振動板が大きく動かなくても開口部から音圧が出力されるので、簡単にボトムしてしまう事なく重低音が出せるという状態になっている事を表しています。ちなみにバスレフだとこのような振幅特性のディップが1つ、ダブルバスレフだと2つ、トリプルバスレフなら3つ出現します。 また中域に強烈な定在波が生じている場合にも同じように振幅特性にディップが発生しすることがあります。
このグラフではポート開口での空気の流速(Velocity)を表しています。 パワー1Wで駆動した状態でのシミュレーションなのと、開口の断面積が大きいために、非常に流速は低く風切り音とは無縁であることが判ります。通常のバスレフ箱でポートが細い箱のシミュレーションでは、流速が上がってしまいがちなので、実際に使用する音圧程度にまでパワーの設定値を上げて、この速度をみながらポートの断面積をどの程度まで増やせば良いのかの検討ができます。
出音の群遅延特性を表したグラフです。当然ですが、共振したり、共鳴するようなQが高い周波数では音圧も稼げますが、群遅延の値が大きくなります、音楽的に立ち上がりが遅くアタックに対して低音が遅れて聞こえるようなシステムや、低音に締まりがなく尾を引くようなシステム、バスドラの音が曲に関係なくいつも一定の音程で鳴っているように聞こえるようなシステムでは、このグラフの特定の周波数で群遅延時間が極端に長く突出している場合が多いです。個人的には20mSを超えてくると耳につくので楽しく聴ける曲が限られてくるように感じています。
>それとアルミフレキパイプを正12面体BOXのポートとホーンブースターと繋いでいますが>フレキが長くなるとどんなメリットorデメリットが有りますか?。スレが違うので、こっちに書きますね。ご自分で実際に長さを変えてシミレーションされてみるのが一番感覚が掴みやすいとは思いますが、簡単に表現するとリア側の最低共振周波数(この場合は38Hz付近)が長くすれば下がり、短くすれば上がります、これに並行して奇数次の共振も平行移動します。それに加えて、長くするとリア側から放射される音圧が下がり低域端の音圧が足りなくなります、逆に短くすると音圧が上がるので、特に中高域の漏れがSPユニット前面の音と干渉する現象が激しくなるので、何らかの工夫が必要になりそうですね。添付の画像はパイプを最短にしたシミュレーションですが200Hz前後の落ち込みや、ホーン効果によるブーストのせいなのか?かなり高い周波数まで漏れてくるので干渉してしまいそうな兆候が認められますね。
いつもおじゃまして済みません。6cmスピーカーで低音が豊かな下敷きスピーカーを楽しんでいます。参考になると思います。詳細はhttps://www.youtube.com/watch?v=mX0sntKCL2Q&feature=youtu.be
150年以上囲炉裏の煙で燻されたケヤキ材バッフルを使用しました、芯まで燻されているので煙の香りが長持ちします。自作超低能率10pWFとPA用高能率狭帯域TWの組み合わせでギクシャクした感じの音です、12月の秋葉原三土会では香りのみをお楽しみ下さい。
このスピーカーで、ド演歌を聞きながら御酒を頂いたら、深酒をしそうです。 酔うほどに、音が良くなり、最高のオーディオアクセサリーです。
関沢さん小さかった頃、渋柿を焼いたりした時の匂いも残っているのかと思うと、戻れない昔を懐かしく感じますね。
バッフルに使用した板の余りがあるので12月の寺大会オークションに2枚出品します。端にヒビ割れなどあるので正味寸法は250*150*20o位、檜の芯に近い部分なので赤茶色で硬いです、製材したままなので鋸刃の目が残っています、古い物ですがしなやかさが残っています、匂いは好みがあると思います。
コーン紙の振動を実測してみました。振動板に小さなコイルを4個張り付けただけですが、それらしいデータが得られました。昔はこんな感じで測定したんだと思います。詳細と現物は次回11月16日の三土会で。
中音高音は仕方ないけど、低音共振周波数Fsが50Hzで理想的で低音は良いと思います。高調波歪の測定図を見たいです。又、写真ではコーン紙がどうなっているのか分からないので大きな写真が欲しいです。
すんちゃんさんこんにちは、先週別府と由布院にいきました九州いいですね。「しょうもない中高域」を何とかしようという事で500Hz以上で発生している分割振動の様子を見ています。箱に入っていないので低域は意味がありませんし歪も見てません。測定風景と周波数特性を添付します。スピーカー自体は40年前のものなので実用品ではありません。かなり説明不足で何書いてるのかわかりませんね。
興味があった分割振動の様子が良く分かりました。ありがとうございます。私は高音部の凸凹が分かり難い駄耳なので、これ位なら歪も少なくて良い音で聴けているのではないですか?スピーカーで避けられない分割振動ですが、違いの分かる人がどれくらいいるのかも気になります。別府と湯布院も良いですね、宮崎も良い天気ですよ。地植えハイビスカスの赤い花が沢山咲いてます。
知り合いから頼まれて修理しました。箱裏側のターミナルで測定すると全く導通がありません。次にユニットをばらして調べましたが今度は導通があります。ネットワーク周りを調べたりしばらく???しましたがやっと驚くべき不具合に到達しました。BOXのターミナルポストにL字導体を固定する鉄メッキネジがさびていてまったく導通がありませんでした。ネジと導体をばらして研磨し組み立て直して復活しました。ビンテージオーディオの不具合は思いもかけない所にあることをまた一つ学習しました。友人も4311を捨てずに済んだと喜んでいます。
SB-M01(コンパクトスピーカ)を入手し、いつものように二液性硬質ウレタンにて補修してみました。 補修の腕も上がりました…さてこのSPどうしましょうか…?出品しますか…“お寺大会…”???
値段がどのくらいになるか心配ですが、お寺のオークションがいいかもしれませんね。欲しい人がいると思います。
下の2枚のデータは2019年7月20日三土会で鳴らした14pWFのサインショット特性と周波数特性、上1枚は参考用の7pラジカセ用フルレンジの特性です。サインショットは正弦波を1サイクル分だけを再生し、その波形の再現性を見ます。高域では1サイクル(0〜360°)が終了し、ボイスコイルの振動が止まっても分割振動などの影響で振動板が振動し続けるために、しばらく音が出続けます。低域では振動系の質量と箱内空気との共振のために、高域と同様音が出続けます、又歪も増加します。このデータから、今回の14pSPは3.5kHzまで概ねピストン振動動作をしているのではないかと考えています。
波形の立ち上がりが低域から高域まで綺麗に揃って始まっているのが見えますね、出音も振動版の剛性の高さによる輪郭の立ち具合にその良さを物語っていたと思います。
過渡特性が低音から高音まで良く分かります。スピーカーの周波数測定さえしない人が多いようですが、過渡特性測定で正確な音が出ているかが参考になります。7cmと私の8cmスピーカーと違うのは重いからでしょうか。測定場所はお寺で畳の広い和室と思います。30cm前と今度の1m前の周波数特性の凸凹が同じ位なので残響も定在波も少ない良い測定が出来ているのですよね。
すんちゃん さんこんばんは、お元気そうで私もうれしいです。私の7pSPの測定方法が間違っていたので直したデータを掲載します。手元にPM-M0481 CK(中段)があったので7p(下段)と今回の14p(上段)の3種類のデータを周波数特性、サインショット、ステップ応答の3種類で比較しました。PM-M0481 CKはかなり優秀だと思います、2kHzに少しピークはありますが良くダンプされていて滑らかな変化なので2kHzの過渡応答はそれほど悪化しないようです。カーブドコーンで樹脂の裏に紙を張り付けた2層構造のコーンというのも、かなり気合が入っている証拠ですね。「+10g重り品」は良くバランスが取れていると思います、重りの付け方を色々工夫されたんでしょうね
こんばんは、音質探究に努力されていてうれしいです。スピーカーは過渡特性が悪いみたいですね。今はhttps://www.youtube.com/watch?v=mBDfIb6OUMoと同様の1Lガラスビン+10gで50Hz(-10dB)の低音で聴いています。1mm鉛板は出来るだけボイスコイルに近い所に貼ります。高音特性が少し悪くなりますが安価でも強磁力で良いユニットと思います。耳近くで聴くニヤスピーカーで10〜20cm位で聴いています。音量が20dB位大きく成るし部屋の影響が小さくて良い音で楽しめています。
バッフルコーナーの干渉を改善できないかと思い、合板でウエーブガイド作成中です、面精度がないので改悪になるかもしれませんが。
デッドマス付きスピーカーの製作をしていますが今回で3作目となります。過去の作品例をみると5kgとか7kgとか・・おそらくその数字に根拠はあるのでしょうけど真似できないですね。今回はマグネットの径に近い40φmmの鉛が売っていたのでそれに決定しました。SPユニットはSB65WBAC25-4です。これは試作なので1台のみ存在します。
本文なし
(なんちゃって)タイムドメイン型のスピーカーには、これまでAURA/NSW2-326-8Aという2インチのスピーカーを使っていましたが、これをDAISO 300円スピーカーユニットに交換してみました。微妙に寸法が違うので、仮想大地の錘の取り付け部分は全部再作になりました。んで、 最初の音出しでは、あまりのひどさにがっくし!ところが1時間ほど鳴らしていたら激変。取り付けがちょっときゅうくつだったので、最初はどこか干渉してユニットが完全に浮いていなかったかもしれません。さすがに低域は無理ですが、非常に定位の好い音で聞き疲れしない感じ。ユニットの値段は10分の1以下ですがこの方式にはあうかも。ユニットはバッフル(?)ごと100均の地震対策ゲルで浮かしています。
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