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私の巻き線器は巻き取り部だけなのでエナメル線のボビンは釣り用の釣り糸を巻き取る時に使う道具を流用する予定です、1kgの半田のボビンは取り付け可能でしたがエナメル線のボビンが実際付けられるかちっと疑問です、ちなみに取り付けられるボビンの幅は最大80mmでした、それ以上だと改造しないと無理なのですが、そこで教えて欲しいのですが1kgのボビンの中心の穴の大きさや幅の寸法は規格で決まっているのでしょうか?
鍔の部分が82o有ります。軸の部分はやや凹んでいて、辛うじて80oって感じです。穴の直径は15oです。
マグネットワイヤのカタログを見るとボビン寸法一覧表があります。トートクは24ページにあって、K.ameさんのは'P-5G'でしょうか?http://www.totoku.co.jp/products/pdf/magnet.pdfこちらにもありますが、同じ記号ですから何かの規格で決まっているんでしょうね?http://www.hitachi-hmw.co.jp/catalog/file-c/M001A.pdf
手元には2種類有ります。何れもP-5Gと表示されています。ところが材質が違い風袋が60gの物と85gの物です。きんさんが買われるであろうお店で採用している寸法を載せました。もう一方のサイズは鍔と鍔の最大サイズが84o有ります。口径は同じですが窪みが0.5o程でシャフトの長さが83.5oは要るでしょう。
k.ameさん、山根さん情報ありがとうございます。シャフト径は18mmまでOKでしたがシャフト幅がぎりぎり無理そうなので、引き出し時のテンション調整用スプリングを短い物に交換してたら85mmまでのボビンに対応出来る様になりました。
先ほどの測定のラッシュカーレントがどうも小さすぎるように思い、測定をやり直しました。電源を投入するタイミングにより、ラッシュカーレントは大きく変化し、何回かトライして、もっとも大きなラッシュカーレントの写真撮影ができました。結果はなんと 約19A! スローブローのフューズを使うか、電流制限抵抗を入れるか、K.ameさんのようにパワーサーミスタを使うのが良いようです。
測定有難うございます。やはり結構流れますね。それにしても初期電流が多くて段々少なくなるのはコンデンサのチャージのためだとばかり思っていましたが、トランスだけでもそのような傾向があるのは初めて見ました。 最初は励磁磁界が出来ていないために直流抵抗しか制限要素がないからでしょうか。そうするとタイミングによってはもっと電流が流れるかもしれませんね。
1kWの絶縁トランスのテストをしていたとき、二次側になにも繋いでいなくても1次側のヒューズが飛びました。1Aで飛んだので2Aに変えてみたのですが、やはりプラグを差し込むタイミングで飛ぶときと飛ばないときがありましたね。最初はトランスの不良かとあせりましたが、スライダックで徐々に電圧を上げると全く飛びませんし、1次側を接続してしまえばトランスとして全く問題なく使えるので、励磁電流でヒューズが飛ぶのだと勝手に納得していました。コアの大きなトランスだと、ラッシュカレントがかなり流れるのでしょうね。
このようにラッシュカレントが、19Aも流れるというのは、負荷がオープンなせいですか。負荷がかかっていれば、2次側の、逆起電気が発生して、ピークが抑えられるわけでしょうか。なかなか、このようなテストを見る機会がありませんので、トランスの性質の一側面がうかがえます。
無負荷時のラッシュカレントの原因は、鉄心の残留磁束です。http://www.radionikkei.jp/denki/contents/07304/index.html1次側にCRスナバを入れると少し緩和されるかも。2次側にコンデンサー入力型整流回路を付けると、さらにラッシュカレントが大きくなります。みんなまとめて、パワーサーミスタで保護するのはうまい手です。
山根さん ありがとうございます1.電流が半端整流波形のようになる理由2.ラッシュ電流が、結構な時定数で減少する理由の大きな2点の疑問のうち、1.は何となく判りました。もう1点の時定数は、コイルのリアクタンスと抵抗によるとあったのですが、良く理解できていません。さらに、インラッシュ電流は数十倍にも達すると有りましたが、今回の例では、約20mA(p-p として56mA)の励磁電流に対して、約20Aですので、357倍にも達しています。グラフから小型トランスほど、インラッシュ電流が大きいように読み取れますが、この値は妥当なものなのでしょうか。もう少し、手持ちのトランスを測定してみることにします。いずれにせよ、トランスの起動時のインラッシュ電流には十分気をつけ無ければ行けないと言うことがよく判りました。
コイルの時定数(トキテイスウと読みます、ジテイスウは誤読)TLは電気回路の本に依れば、TL=L/Rです。同様に、コンデンサの時定数TCは、TC=CRです。電気回路の基本ですから、適当な解説書を読んだらどうでしょうか?インラッシュ電流が数十倍とゆーのは、励磁電流ではなく定格電流に対してです。定格電流は定格負荷時の入力電流です。
山根さんインラッシュ電流が流れた後の電流の減衰がTL=L/Rと言うことなんですね。勉強になりました。そこで、1次側のインダクタンスを実測したら約6.25H ありました。直流抵抗は約2.85Ωですので、時定数は6.25/2.85=2.19sec となり、今回の測定と近いような気がします。定格電流、1.2Aに対してインラッシュ電流が19Aというのも納得の数値ですね。ご教示ありがとうございました。ところで、時定数は「ときていすう」と読むのですか。日本語の一般ルールからは「じていすう」の方が当てはまりますね、「ときていすう」ではいわゆる湯桶読みになってしまいます。これが、「ときていすう」が広まらない理由なのかもしれませんね。
>コイルの時定数(トキテイスウと読みます、ジテイスウは誤読)とありますが、トキテイスウと読むという説もあるようですが、学術用語としてはジテイスウと規定されているようで、むしろジテイスウと読む方が良いのではないでしょうか。一般の用語説明でもそうなっています。 まあ言葉というのはいずれが正しいと力説してもデファクトスタンダードのものですから難しい点がありますね。
出典はこれです。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339000817きんさんの年令がわかりませんが、もし30代だったら、この「基礎電気回路」3部作を読んでアンチョコ代わりに使うことを勧めます。電気の計算はほとんど、行列からSFG、ラプラス、フーリエ、Z変換におまけとして時変回路まで載っています。40代以上でしたら眠くなって読めません。「ちゃんとした技術の伝承」を目的としたサイトでも、「ときていすう」になってますね。http://www.usagi-js.com/acforum/acforum.cgi?mode=allread&no=66&page=0
山根さん私は50代なので半ページも持たないと思います。「ときていすう」は Time Constant の和訳と思いますので、どう読んでもかまわないような気がします。初めて和訳した人の読み方が正しいものとされるのでしょうか?
皆さん、こんにちは。「ときていすう」が正しいと思いますが、年代により違うようです。私の年代では「じていすう」で、もっと年配の方は「じじょうすう」ですが、これは字が違うかもしれません。さきのラッシュカレントは磁束の飽和が原因です。スイッチを入れた時、前にスイッチを切ったときの磁束から変化するので、磁心が磁気飽和して、インダクタンスが激減し、大きな電流が流れます。スイッチのON/OFFのタイミングで電流が変わります。
CS100教材トランス 化粧紙を巻いてほぼ完成したので、石田さんのご質問の電源投入時の突入電流の測定をしてみました。測定方法は、テクトロの電流プローブで1次側の電流を測定するだけですので簡単です。なお、2次側は無負荷です。測定結果は、一発目で約450mA流れ、定常状態に達するのに約1.2秒ほどかかります。どのような理屈でこのような特性になるのか勉強不足で判りませんが、結構な時定数です。お判りの方、解説よろしくお願いします。
トランス巻講習会に参加予定の方で、まだ巻線器を作っていない方は、以前私がトランス巻線器製作の注意点を簡単にまとめた「トランス巻線器製作の要点」が参考になると思います。会員サロンの分科会掲示板にpdfファイルで再掲しましたので、興味のある方はご覧ください。なお、CS100ボビン用の巻芯は都合により、当方では用意できそうもありませんので、お手数ですが各自で工夫してご用意ください。製作にはボール盤などの工作機械が必要ですので、ホームセンターなどの機材を使用するのが良いかと思います。
0.55mmUEWを購入したので、先日妥協して方側バンクを適当な仕様で巻いてしまったのを、正規の仕様にまき直しました。これが最終形で、仕様としては1次 0.55mmUEW 453回 2次 0-100V-113V 0.55mmUEW 575回、652回 , 6.3V 1.2A 0.55mmUEW 2本パラ巻き 36回、0-19.5V 0.1A 0.2mmUEW 112回 をそれぞれのボビンに巻きました。添付の写真は、ファイバーに鳩目ラグを取り付けた端子板を作って端子を出したところです。この後、テープでぐるぐる巻にした後に、クラフト紙で化粧用に巻いて完成です。
構想数ヶ月、友人の協力を得て遂に巻き線器が完成しました♪今回の目玉であるギャによる増速も予定通りに働きテープレコーダー用カウンタも正常に1:1のカウントができました、逆転時に0.5回転程のバックラッシュが有りますが正転時に相殺されて合計値には影響ありませんでした、心配した片持ちによるシャフトのガタもなく逆転時のブレーキ機構も動作したのですが太いエナメルを巻くには少し弱い気がしますが、とりあえずこれで講習会に参加したいと思います。
いつもながら、素晴らしい工作技術に驚かされます。方持ち式でもこれくらいしっかり作ってあればガタなど無縁でしょう、まるで工作機械のようです。ところで、この巻線器 ボビンを直接手で回しても正常に動作するのでしょうか?
うわー随分と立派な巻線機ですね。材木の端材で作った私のがみすぼらしく思えます。
トランスのコアを購入しただけでまだなんにもしていません。TR用トランスを計画しています。皆さん着々と進められており、あせります。***************************************【1次】0.6mm、500回 【2次】18V0.6A、0.6mm 90回 × 2回路、12V4.2A 1.6mm 60回 × 2回路を計画していますが、このようなものでよいでしょうか。アドバイスください。
巻き回数ですが一次500Tは少々少ない気がします。場合に依っては唸る懸念があります。きん講師が0.55φで543回の例を挙げて居られます。二次巻線は通常、巻足しをします。そうでないと無負荷時には正常な電圧でも負荷が掛かった時に電圧が不足気味に成ります。私は6%程度を足しています。
藪田さん こんにちはトランス巻講習会で使用する1次巻線は0.55mmUEW(ポリウレタン線)で、これを453回巻くことにしています。講習会ではこのサイズの線を用意する予定なので、できれば0.55mmUEWで設計された方がよいと思います。同様の理由で、18V 0.6A も0.55mmUEW をお奨めします。ところで、巻数を500回にされたのは、0.6mmでボビンに巻ける最大巻数から決まったと思いますが、電流の余裕を増やした分磁束密度の余裕を減らしている訳で、(ちなみに、543回では1.2T 500回では1.3Tになります)どちらが有利とはいえません。もし、0.6mmの線材をお持ちならば、これでも良いようにも思えます。ただ、12V 4.2Aは0.85mmUEWを3本並列にする方が1.6mmの線材で巻くより有利です。理由は、半田付けが簡単なUEWが1mm迄しかないこと、(1.6mmは半田付けの際、被服をヤスリで削るか、薬品で溶かすしかないPEWのみ)と1.6mmでは1層では巻けないので2層になりますが、その場合厚みが3.4mm以上になるのに対して、0.85mmは3層で巻けて、そのときの厚みは約2.7mmで済みます。
>K.ame さん>きん@品川さんアドバイスありがとうございます。低圧で、電流がでかいので単純に、φをおおきくすればよいと勘違いしていました。電流を稼ぐには、小さい径のものを、3重に巻けばよいのですね。1次側も、0.55mm。2次18Vも、0.55mmでいきます。
電線の規格では存在しても販売店で取り扱わない事があります。今回のに当てはまるのが0.85oφです。販売店の在庫減らしで間引き在庫・・・・・。で、計算をして見ました。一次550回×0.592(0.55φ)÷65≒5.00 0.592×5=2.96o二次18V5.5×18×1.06≒105T12V5.5×12×1.06≒70T105T×0.592÷65=0.956≒1 0.592×1=0.592o70×0.852×3÷65=2.75≒3 0.852×3=2.556o2.96o+0.592o+2.556o=6.108o他にボビンの厚み1.8o+絶縁紙の厚み加わりそれらがコアの窓2/16oの範囲内に収まるか如何かです。今回の場合非常に微妙です。コアにはプラス誤差が有るので誤差に救われるか如何か・・・・やってみないと判らない!あと、3本巻きは重ねて巻くのでは無く並べて巻きます。
コアサイズで勘違いしてました。2/16oと書きましたが正しくは2/20oです。したがって余裕でコアが嵌ります。
オヤイデのパンフレットに載っているs-エナメル銅線諸数値表です。巻線の太さと安全電流が役に立ちます。
一部数値が合致しないが・・・・、古い規格?。でメーカーTOUTOKUのサイトはhttp://www.totoku.co.jp/products/pdf/magnet.pdf
トランス巻教材として巻いたトランスの1次電圧対1次電流と1次電圧対2次電圧の特性を測定しました。1次電圧100V時に 113V設計の2次電圧は121V、1次励磁電流は22.3mAとなりました。2次巻線は約6%の巻増しをしているので無負荷ではこの位で正常です。また、励磁電流も130Vまでは直線に増加して、値も十分小さいので特に問題はないと判断しました。これで、トランス巻講習会の1次巻線仕様は今回のものに決定します。(0.55mmUEW 543回を5層で巻く)2次巻線仕様は、1次巻線との比に巻足し6%を加えた回数でOKです。線材の太さはオヤイデのパンフレットに載っている表が役立ちます。
1次2次の巻き線抵抗値はどんなものでしょうか。ラッシュカレントの大体の予想値がわかると思いますので。
オヤイデさんのパンフレットの電線は1種のですから、2種では仕上がりはこれよりやや細く成ります。その為巻いた結果収まり切らない恐れが少なく成りそう・・・。一例ですが 0.55φの1種は0.620 2種は0.592です。オヤイデさんの在庫はPEWが1種 UEWが2種のようです。
K.ameさん ご指摘ありがとうございます。今回の計算は0.55mmUEWの最大径0.592mmで計算しています。オヤイデの表を安易にコピーしたのが間違いでした。ちなみに、0.55mmUEWをボビンいっぱいに巻くと110回〜111回巻けます。また、今回の1次巻線の抵抗値は2.846Ω(2巻線パラ)、2次巻線 7.83Ω(片側巻線)でした。
涼しいうちに巻き線機を何とかしようと、今度はもう少し頑丈に作ってみました。三上さんのを参考に方持ちにしています。シャフトは10mmです。まだまだ問題点はありますが、実際に使って使いながら直すつもりです。
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