[記事をツリー上に表示] [記事を時間順に表示] [コメントを投稿]
【記事番号:12004】 DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー

投稿者: 橋田
投稿日時: 25/09/27 12:52:06

菊地様

ありがとうございます。
確かに、それぞれを電池運用(A電池、B電池)し、フィラメント片側だけでマイナス極の共有が完結しているなら、干渉しないようにも思います。

ですが、現実には、共通のトランスで(別のトランスにしても、無限遠に隔離しない限り)フィラメント電源の交流分(パルスにせよリップルにせよ)は、トランスを介して干渉する気がしてました。パルス電源などになるとかなり現実的な問題になることもあるかもしれません。

他には、アースの取り方(フィラメントを片側アースする等)と局所での回路が形成されて、やはり干渉がありそうな気が致しますが。
御紹介いただいた作例は、賢明にも直流点火で片側アースを避けているわけですね。もっともこの作例は、さらに当時流行した木村氏の作例の追試であり、同氏は直流点火だからハムバランサーを使わなかっただけのこと(それが普通の発想と思います)であり、むしろオーソドックスな回路路ということになります。
逆に言えば、直流点火なのに、ハムバランサーを使うのはノイズ的には弊害の方が大きい可能性があるということかと。もっとも、フィラメント電位差による片減りを避ける意図がある場合もあり、プロコン相半ばするのかもしれません。

結論的に、理想回路はともかく、実機では、いかなる形式にせよフィラメント電源のノイズは、信号電流に影響を与えることは否定できず、そのノイズ源の1つとしてコンデンサーがある以上は、やはり「音は変わる」(人間の耳に知覚できるかどうかは別問題として)ように考えます。

ケミコンにフィルムコンを加えるのではなく、ケミコンだけ、フィルムコンだけなら聴感比較が意味を持つのではないかとも。



関連記事
No. 11999 DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 409B (09/22 09:13)
No. 12000 Re: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 菊地 (09/23 12:11)
No. 12001 Re[2]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 409B (09/23 13:24)
No. 12002 Re[3]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 橋田 (09/25 20:07)
No. 12003 Re[4]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 菊地 (09/27 09:59)
No. 12004 Re[5]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 橋田 (09/27 12:52) <<
No. 12005 Re[6]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 菊地 (09/29 12:12)
No. 12006 Re[7]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- VT (09/29 20:58)
No. 12008 Re[8]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- 菊地 (09/30 10:27)
No. 12009 Re[9]: DC点火にパラに入れるフィルムコンデンサー- VT (10/02 07:12)

コメントを投稿
名前(必ず記入してください):

メールアドレス(省略可):

URL(省略可):

件名(必ず記入して下さい):

記事(必ず記入して下さい):
記事を引用する

名前・メール・URLを記憶する

BestBBS!! 0.4.3