投稿者: 菊地
投稿日時: 25/09/29 12:12:12
>現実には、共通のトランス・・・を介して干渉する気がしてました。
これはB巻線のように巻き数が多くて静電容量が大きくなる巻線間では、
使い方に拠っては(サークルトロンアンプ)ノイズが発生する事例があって、
以前にそれらを実験レポートをまとめてあります。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/6cw5_circl2.htm
ただヒーター(フィラメント)巻線のように電圧の低い巻線は、
巻き線相互間の結合が低いので、問題になるような事はなかったです。
>直流点火だからハムバランサーを使わなかっただけのこと(それが普通の発想と思います)であり、
>むしろオーソドックスな回路路ということになります。
バッテリー駆動時代の古い回路図を見ると確かにフィラメントの片側で接続しています。
ただ、当時は真空管が常時生産されていて、交換用の球の入手もごく容易でした。
しかし今は、ビンテージ球は入手難になり、在ったとしても大変高価になので、
手元にある球を出来るだけ長く使う為に、優しく労わりながら大切に使わねばなりません。
となると、僅かでもフィラメントの片側にストレスが掛かるというのは気になってしまいます。
フィラメント自体の質量に比べたら、そんな事は全く問題ない事だと理屈では分かっていても、
「もしもの状態になったら、予備球が無い!」 という現実が重く圧し掛かるので、
私の場合は、気休めと分かっていても中点抵抗を入れたくなるのです。